2005 J1 第34節 新潟 0対4 浦和


2005年12月3日
J1リーグ公式戦第34節
新潟スタジアム (観衆:41988人)
アルビレックス新潟 0対4 浦和レッズ
0【前半】2
0【後半】2
04分 0-1 堀之内
13分 0-2 ポンテ
60分 0-3 マリッチ
80分 0-4 山田


2013年3月コメント
この時は、新潟市沿岸部の冬をなめていました。
あまり防寒対策をしていかなかったので、試合途中、環境と試合の寒さから気が遠くなりそうでした。

33節を終了し、首位のC大阪を含めた5チームに優勝の可能性がある状態で最終節を迎えました。
C大阪 58 G大阪57 浦和、鹿島、千葉56
最終節はG大阪以下4チームが勝利し、C大阪は後半44分58秒に追いつかれ痛恨の引き分け。
終結果は、G大阪60 その他4チーム59。
浦和レッズは、翌2006年優勝を飾りました。

当時のコメントの最後に、昔の会社の先輩に…とありますが、その先輩は、2011年鬼籍に入られました。
久しぶりに開いた写真の中の馬場先輩は、とてもいい笑顔でピッチを見つめていてちょっと泣けました。


当時のコメントです。
優勝がかかった試合を見れる機会は滅多に無いので、チケットを取ったときから、浦和には最終戦まで優勝争いに絡んでもらいたかった。
家を出発した時は猛烈な雪が降りしきっていた、これが試合中のあの天気を暗示していたのか。

道路脇の歩道に浦和サポが、長蛇の列。そして、ビッグスワンに到着。この時点では、風もない曇り空、しかし、1時頃から雨が降り始める。

1時過ぎにスタジアム入り、座席は、メインスタンド中央部の最上段。後ろの開いたところから猛烈な風とあられが吹き込む、新潟の冬をなめていました。で、右隣、左3人横、左前は浦和サポ。アウェイ側は、ほとんど赤黒く、メイン側にも赤黒の集団、いつもはオレンジ色のバックスタンド上段も赤黒くなっている。一般売りの大半は浦和サポ。


選手入場、両チームは同じ歌で選手を迎えるのだが、浦和の方が若干早く歌い始める、遅れてはじめた新潟だが、浦和の声しか聞こえない。この時点で、いやな予感が。
試合開始、優勝には勝利が絶対条件の浦和が序盤から積極的に仕掛ける。試合が動いたのは4分、左からのFKを堀之内が押し込んで浦和先制。
さらに、13分1点目とほとんど同じ位置からのFKをポンテが直接決めて0-2。
新潟がボールを持つとものすごいブーイング、浦和が持つと声援に変わる、ここはどこのホームだよ。
0-2で、前半終了、他会場の経過からこの時点では、浦和が首位に立つ。

新潟は、後半開始から上野を投入、徐々に浦和陣内に攻め込んでいく、ものすごいブーイング、新潟サポの声がかき消される。しかし、60分、新潟の勝利のわずかな望みを打ち消す3点目を奪われ、さらに80分、4点目、ホーム(すでに、雰囲気は新潟ホームじゃなかったが)最大の得失点差で敗戦。

長居では画面の時計で後半44分58秒にFC東京C大阪に追いつき、そのまま引分け。G大阪が、勝利を飾り優勝が確定。浦和は2位、優勝を目の前で見せ付けられなかったのがせめてもの救いか?

試合終了後は、反町監督の挨拶がありました。

試合終了後に昔の会社の先輩に会うことが出来て、いろいろお話が出来、試合に負けたものの、大満足な新潟ツアーでした。